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アクスモールディング株式会社
Tダイ・フィードブロックの専門メーカー
高精度薄膜ダイ・シートダイ・多層化様々な用途に対応いたします。
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ディッケルダイ
<ディッケルダイ>
Tダイはリップの幅方向が決まっていますが、ディッケルを使うことによりTダイのリップ幅を変化させることが出来るため、
耳のトリミング量を減らすことが出来る。
ディッケルには主に
1. アウターディッケルダイ
2. インナーディッケルダイ
3. 全幅ディケルダイ
と樹脂粘度とフイルム、シートの用途に合わせた設計が必要となってまいります


<アウターディッケル式 Tダイ(ご参考図面)>


アウタディッケル・・・(図参照)
アウタディッケルはリップ出口に邪魔板をおいたものです。リップ出口のため、樹脂内部圧力が大きく掛かる為に、剛性の強い両持ちのフレームを取り付けて、リップ上をスライドさせることが可能。また、ネジを使いハンドル廻しただけで移動できるものやギヤモータを使った電動式もございます。
こちらは台形ネジのナットにスライドプレートをつけて、ギヤモータをチェーン駆動させて移動させている形式のもの。


<インナーディッケル(丸棒差し込み式)>
インナディッケル・・・(図参照)
インナディッケルは、アウタディッケルとセットで使うものです。アウタディッケルでリップ出口の圧力を受けるのではなく、マニホールド内部に入れたインナディッケルの丸棒で樹脂圧力を軽減させることが出来ます。ついては、運転中にディッケルが動作可能です。インナディッケルがあることで、運転中でも幅変更が可能です。
*しかしこのアウターやインナディッケル構造は、樹脂流動面に直角に抵抗体を入れるので樹脂の滞留部分ができて、樹脂焼けが発生する欠点があります。




インナー+アウターディッケル
<全幅ディッケル>
全幅ディッケル・・・(図参照)
樹脂滞留の焼けで使用不能な樹脂成形を可能にしたものが、全幅ディッケルで、全マニホールド部をディッケルとして移動できるようにしたものです。全幅ディッケルはマニホールドを摺動させて移動させますが、樹脂を止めるのも摺動部であるため、樹脂漏れが起きないよう高い加工精度、技術が必要となり、弊社では相当台数の実績があります。またチョークバー付の全幅ディッケルの製作も可能です。
こちらは電動モータ付スクリュジャッキを使用したものです。全幅ディッケルは内部の樹脂圧力の影響を受けるため、高い推力が必要です





<ラミネート用ダイ(ディッケル付)>
主シートやフィルムに樹脂を貼付けるTダイです。
挟み込み形式ラミネート用Tダイ・・・(図参照)
不織布やガラス繊維の繰り出したシートの2枚の間に樹脂を入れます。Tダイは間に入れるため先端が鋭角なものや、リップ調整ボルトが長く調整できるものなど、さまざまな要求が必要とされます。厚み精度はあまり要求されないことが多い傾向にあります。シート幅調整のディッケル付Tダイが多いことが特徴です。



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